賃貸管理シリーズ

不動産投資で付けておきたい保険に関して管理目線から徹底解説㉑【現役管理会社社員が語る】

不動産投資を行う際に、生命保険代わりになりますというセールスを聞いたことがある方はいらっしゃると思います。

不動産投資で自分の身に万が一が起こった際に我が家を守れる団体信用生命保険も最近は充実してきました。

また保険は団体信用信用生命保険だけでなく、物件を守るための火災保険、地震保険と不動産投資をする際にどの保険を付けるかは悩みますよね。

今回は不動産投資で付けておきたい保険に関して記事をお届けします。

現役管理会社の私のコラムの第一回と最新話はこちらからご覧いただけます。

第一回>>マンション投資を成功させる秘訣は管理の選び方がすべて!その①【現役管理会社社員が秘訣を暴露】

最新話>>仕事をしない管理会社の特徴を解説その⑳【現役管理会社社員が語る】

不動産投資で付けられる保険の種類

不動産投資で付けられる保険の種類は大きく2種類あります。

  • 団体信用生命保険(以下団信)
  • 損害保険(火災保険)

不動産投資を行う上で予見できないリスクを防ぐためには保険の充実は検討しておきたいものです。

団体信用生命保険

団体信用生命保険とは不動産投資ローンを借り入れする際につける保険のことをいいます。

保険適用の条件と内容は、不動産投資ローンを借り入れしてから、万が一のことがあった場合に不動産投資ローンの残高を保険金で弁済されます。

万が一とは、例えば不動産投資ローンの債務者で団信加入者の方がお亡くなりになった場合や高度障害になった場合です。

その場合には不動産投資ローンの残高がゼロになります。

団体信用生命保険も種類が増えてきた

最近では団信が単なる死亡保障だけでなく、がん団信や特定疾病保障付き団信が出てきています。

いわゆる特殊団信という種類になり、通常の死亡保障の団信は無料で付帯できますが特殊団信は金利を+0.1%~+0.3%することで付帯することが可能です。

特殊団信は付帯する方がいいのかどうか

特殊団信を付帯すると、金利は上がりますが将来の疾病に備えることができる点がメリットです。

一方で、付帯する際には金利が上がってしまう点がデメリットです。

どうしても不動産投資としての収支が悪化することになりますので、付帯するかどうかに関しては下記点を参考にしてもらえると良いでしょう。

  • 付帯しても収支がマイナスにならない
  • ガン家計など将来特定の疾病に罹患する可能性が高い

将来の保険の為に不動産投資を行う方も中にはいらっしゃいますが、投資である以上収支が回っていることは重要なポイントになるため、マイナス収支で付帯することは一度検討した方が良いかと思います。 

現在別で加入中の生命保険があれば、見直す事により家計全体の収支としてプラスに転じる可能性もあるので、しっかりと確認しましょう。

損害保険(火災保険)

団信は通常団信であれば原則無料で、不動産投資ローンを借り入れする際に付帯することが基本となります。

一方で損害保険は特約の種類が多岐に渡り、不動産営業マンや管理会社担当が知識不足だと、加入のメリットデメリットを教えてくれないです。

自身で勉強して判断しなければいけません。

不動産投資における損害保険の主契約が火災保険となり、その他の特約に種類がわかれます。

  • 火災保険(損害保険の主契約)
  • 地震保険
  • 水害保険
  • 施設賠償保険

それぞれを具体的に見ていきます。

火災保険(損害保険の主契約)

火災保険は不動産投資をする上では加入は必須の物かと思います。

物件の種別がRC、木造問わずいずれにしても加入しておきたいものです。

なぜなら、火災や災害などで建物や設備が損傷することは十分あり得るので、そのための備えとできるからです。

火災保険は

  • 火災の補償
  • 漏水被害の補償
  • 落雷やガスなどによる爆発の補償

があります。

上記における被害復旧費用は大変高額になるケースが多い為、必ず加入しておくようにしましょう。

地震保険(特約)

日本は地震の多い国という認識を持っている方も多いと思います。

地震保険も火災保険と一緒に加入しておきたい保険の一つです。

地震による倒壊(契約内容のよる)、室内設備故障など補償してくれる保険になります。

地震保険には共用部と専有部別々で加入検討の必要がありますので、個人だけではなく組合でも議題に挙げて検討しましょう。

水害保険(特約)

記憶に新しい武蔵小杉のタワーマンションエントランス浸水など、近年は大雨洪水による浸水事故が多くなっております。

ご所有物件がハザードマップ内の一階に該当している場合は、必ず火災保険に水害特約を付帯する事をおすすめします。

通常の火災保険だと、床上浸水の被害復旧は対象外だったりする事もありますので、必ず加入保険の補償範囲内は確認しましょう。

施設賠償保険(特約)

施設賠償保険は、保有している物件の付帯設備が原因で、入居者や他所有物にケガや物損被害を与えた時に補償が降りる保険です。

共用部であれば、たとえば屋根が強風で落下し、人にケガをさせたり車などを損傷させたりして損害賠償請求をされた場合に活用でき、専有部であれば、所有物件の室内設備から漏水が発生し、階下へ被害を与えて損害賠償請求をされた場合に活用することができます。

余談ですが、筆者は只今漏水事故の加害者になり、階下から400万円の損害賠償請求を受けています。

施設賠償保険に入ってよかったと、実感しております。

ワンルームマンション、戸建てやアパート種別は問わず、必ず加入しましょう。

まとめ 適切に保険を活用しましょう

今回は不動産投資で付けておきたい保険に関して記事をお届けしました。

不動産投資における保険は団信と損害保険に分けられますが、団信の中でも特殊団信は加入を慎重に検討し、損害保険は心配であれば積極的に活用しましょう。

もし損害保険の見直しを検討したい場合には是非ワンルームドクターのセカンドオピニオンをご利用下さい。

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ABOUT ME
田村 成騎
賃貸管理会社実務を2社経験し、 自分でも投資用マンションを保有。 オーナー目線に立った投資用マンションの収益改善提案、賃貸管理に重きを置いた不動産販売等、不動産に情熱を注ぐ28歳。 この記事を通じて賃貸管理現場の最前線を皆様に共有していきます。 【所有資格】 宅地建物取引士 賃貸不動産経営管理士 2級ファイナンシャル・プランニング技能士 サウナ・スパ健康アドバイザー 【趣味】 サウナ 日本語RAP
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